ハマっ子イベント大賞受賞特別ワンコインライブ

■6月2日(月)15:00開場 15:30開演 17:00終演予定
■赤レンガホール
■料金 ¥500

長崎源之助 作 「人魚とトランペット」

横浜市在住の児童文学作家である長崎さんは、1949年に平塚武二に師事し、1950年には同人誌「豆の木」をいぬいとみこや神戸淳吉や佐藤さとるらと共に発行する。1956年に「チャコベエ」「トコトンヤレ」などで日本児童文学者協会新人賞受賞している。
 今回朗読する作品は、戦前戦中の横浜を舞台に、「ジャズ」をテーマに書いた「人魚とトランペット」。赤い靴児童文化賞受賞した作品。

山崎洋子 作 「本牧60S-70S フェンスの外の青春」

漁業を中心とする素朴な町、本牧。
そこは敗戦によって横浜最大の米軍接収地となった。焼け跡からかろうじて立ち上がった人々は、広大な米軍基地が築かれていくのを、黙って見ているしかなかった。終戦直後のベビーブームに生まれた横浜中心地の子供達は、白いフェン少女達が遊ぶ本牧で目の当たりにしたものは…、
あまりにも強烈なカルチャーショック。少女に田舎者扱いされ、恋とついていけない潮流の早さに悩む少年。
  音楽、グラフィックデザイン、ファッションなど、日本人が世界に進出し始める原動力となった横浜・本牧で時代をリードした若者文化に洗礼を受け、翻弄され成長していく少年の青春記を音楽と朗読で描く。