1859年6月2日の開港以来、日本きっての国際都市として発展してきた街・横浜は、 間もなく、開港150周年を迎えようとしています。
横浜の街は、時代とともに様々な人々に支えられ、成長してきました。 しかし、移りゆく時とともに、人々の生活をはじめとする横浜の姿は私たちの記憶の中から 消えつつあります。
今や、戦前・戦中・戦後の横浜を知る人たちは、少数派になりました。 失われた記憶を、復元することは難しい…私たちは、薄れゆく体験と記憶を後世に残すべく、 「横濱夢語り」プロジェクトを発足させました。
これまでも、「文書」として記録に残っているものは数多くありました。しかしこれまで、「映像」として、「生の声」として残されているものはあったでしょうか?
「横濱夢語り」は、街の財産である『浜っ子の記憶』『横浜の記憶』を「映像」として記録。 残しておきたい横浜の物語や街の片隅に眠る歴史的な話、人々の生活をDVD・メディア・ 朗読音楽ライブなどさまざまなアプローチで、語り伝えていこうというプロジェクトです。